セクスティングは、誰もが意見を持っているのに、実際のやり方は誰も教えてくれないものの代表格だ。叱られるか、美化されるか(「自信を持てばいい」)のどちらかで、口説きたい相手に何を打てばいいのか点滅するカーソルの前で固まっている人には、どちらも役に立たない。これは実務のガイド。セクスティングとは実際に何なのか、どう切り出すか、そしてどうやって台無しにしないか。
範囲について。このガイドが扱うのはダイレクトなセクスティング、つまり一人称で、自分自身として書くやり方だ。アスタリスクを使って書く人(*彼女が身を寄せる*)や、三人称の地の文を段落で書く人がいる部屋にいるなら、それはアクションタグRPか文章型RPで、独自の作法があるし、このガイドの対象外になる。
セクスティングとは何か(そして何ではないか)
セクスティングとは、テキストの形でのエロいやりとり。それだけだ。思わせぶりなメッセージ1通でもいいし、30分かけた往復の盛り上げでも、本格的なRPシーンでも、写真のやりとりでも、その混ざったものでもいい。遠距離のパートナー同士でも、軽い関係でも、チャットルームの匿名の他人同士でも、退屈なオフィスの一日を挟んで向かい合っている夫婦でも起きる。
セクスティングがそうでないもの。オーディションではないし、パフォーマンスでもないし、チェックリストでもない。恋愛小説みたいな文章を書く必要はない。頭の中にある「上手いセクスター像」に合わせる必要もない。目的は互いに興奮することであって、文学的な完成度ではない。
最初の1通の前に、自分が何をしたいか決める
まず自分から。今どういう気分なのか。じらしながらゆっくり積む感じ?速くて下品なやつ?特定の妄想やRP?そもそも相手にその気があるかの様子見?何をしたいかわかっていると、舵の取りやすさが桁違いになる。わからないまま始めるから、3往復で気まずく立ち消えになる。
それと、相手がそれを想定している状況なのかどうか。何の前触れもなくセクスティングを始めるのは五分五分の賭けだけど、もう軽く口説き合っている相手なら成功率は高い。空気を読む。
切り出し:最初の1通
最初の露骨な1通がいちばん怖いのは、どう受け取られるかわからないから。ルールが2つあると楽になる。
- 段階を踏んでエスカレートする。「今日どうだった?」から思いつく限り露骨なところに飛ばない。思わせぶりだけど直接的ではない何かから始める。体についての褒め言葉、ずっと考えていたことへの言及、興味を匂わせる質問。反応を見る。返事が、どのくらいの速さで進んでいいか教えてくれる。
- 主語を自分にする。自分が何をしているか、何を考えているかを書く。相手にしてほしいことではなく。「先週末の君のあれ、ずっと考えてる」は誘い。「今すぐこれをして」は要求。返事が来るのは誘いのほう。
効きやすい切り出しの例。熱の低い順に。
- 「さっき君が言ったこと、頭から離れない。」
- 「困ったことに今、君のことばかり考えてる。仕事中のはずなんだけど。」
- 「今ここに二人でいたら何が起きてほしいか、教えて。」
- 「君に何をしたいか、これから言葉にする。その気じゃなかったら止めて。」
最後のに注目。同意をはっきり聞いている。言葉だけ見るとエロくないようだけど、実際にはかなり強い一手だ。相手はちゃんと見られていると感じるし、二人の認識が揃うし、探り合いなしで本題に入れる。
中盤:熱を切らさない
最初の数通が着地したら、次の目的は勢いを保つこと。意識するのは3つ。
ペース。急がない。セクスティングは前戯であって、タイムアタックではない。返信を1分待たせていい。期待を積ませる。上手い人は時間を武器として扱う。
具体性。ありきたりは死。「すごくエロい」は詰め物。「そうされたときの息の詰まり方」は文章だ。具体的な体の部位、具体的な感覚、具体的な動詞を使う。感じるもの、聞こえるもの、匂い、味を書く。実際に会ったことがあるなら、本当に起きたことを引っぱってくる。
返す。セクスティングは共同作業。相手が自分に何をしているか書いてきたら、こっちも相手に何をしているか書く。質問されたら答えて、こっちからも聞く。独白じゃなくてダンスだ。
写真(やりとりする場合)
写真は必須ではない。画像ゼロで最高のセクスティングをしている人はいくらでもいる。そのうえで写真を混ぜるなら。
- 必ず同意の上で、必ず双方向に。頼まれていないなら送らない。判断がつかないなら先に聞く。
- 顔は切る。特に匿名の相手や、始まったばかりの関係では。露骨な写真に顔が入っているのは、いつ爆発するかわからない爆弾を抱えるのと同じ。
- スクリーンショットは撮られる前提で。送ったものは理屈のうえでは、望まない場所に流れ着きうる。被害妄想ではなく単なる現実。どこまで共有していいかの判断材料に入れる。
- 他人の写真は絶対に共有しない。絶対に。たとえ自分に送られてきたものでも。ここを越えると「セクスティング」は「リベンジポルノ」に変わるし、法的な責任が伴う越えてはいけない線だ。
ここまでの話は動画にもそのまま当てはまる。LewdChatの部屋では写真も短いクリップもそのままチャットにアップロードできる。形式と、それに伴う同意のルールは動画共有ガイドにまとめてある。
きれいな終わらせ方
セクスティングの終わり方は3通り。二人ともイく、勢いが尽きる、何かに邪魔される(電話、同僚、子ども)。うまく減速させる方法を知っているかどうかは効いてくる。
- 黙って返信をやめない。何か言う。「楽しかった」で十分。
- イったなら、そう言う。相手は効いたかどうか知りたい。
- 邪魔が入ったなら、そう伝える。「やば、上司が入ってきた。最高だった、続きは後で。」
唐突に切れると、そのつもりがなくても拒絶に感じられる。三語の締めの一通で、いい余韻は残る。
よくある失敗
- いきなり露骨すぎる。前戯を飛ばしている。積み上げに戻る。
- AVの決まり文句を使う。「あぁすごい、大きい」はコピペにしか読めない。本気でそう思っているように書く。
- 相手の返信を無視する。フックを渡されているのだから、使う。
- 説明しすぎる。セクスティングは小説ではない。短くて、熱があって、具体的な文が長い段落に勝つ。
- 途中で謝る。「ごめん、こういうの下手で」は空気を殺す。そのまま踏み込めばいい。相手が興奮しているのは、こっちがやろうとしているからだ。
練習する場所
相手が決まっていないなら、上達の最短ルートは、下手さを誰も採点してこない匿名の成人向けチャットルームで練習することだ。LewdChatのセクスティングチャットとロールプレイチャットはまさにそのために作ってある。生身の成人相手のリアルタイムなテキストセクスティングが、無料、匿名、アカウント不要で。ニックネームを決めて入って、テンションの合う相手を見つけて、いろいろ試してみればいい。一人で考え込んでいるより、はるかに速く上手くなる。
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